ABOUT
さっぽろワインとは
さっぽろワインは、「地元である札幌近郊の気候を活かし、スッキリとした味わいのワインを作りたい」という、
創業者・三浦裕一の想いから始まりました。
昔からワインが好きだったこと、そして近年ワイナリーが増えている北海道でワイン造りに機運が高まっていることを感じ、一心発起し、60歳を過ぎた2016年から石狩市でブドウ栽培を始めました。
農家出身で、作物を育てることにかける情熱は、毎日朝から晩まで畑で作業することさえも厭わないほどです。
長年培ってきた、青果物の生産と経営のノウハウを活かし、長年の夢だったワイナリー設立に向けて着実に準備を進め、2020年に酒造免許を取得。さっぽろワインを創業しました。
「おいしいワインは、まずおいしいブドウを作ることから」という信念のもと、化学肥料や殺虫剤は使わず、農薬も必要最低限に抑え、量より質を重視した手間を惜しまない高品質なブドウを生産しています。
さらに、北海道主催の「北海道ワインアカデミー」参加中に、偶然隣の席に座っていた醸造課長(醸造責任者)南と知り合い、タッグを組むことになりました。
現在は父の想いを受け継ぎ、息子の三浦捷太が代表として運営を担っています。
これからも地元産のブドウの個性を大切にしながら、品質の高いワイン造りをこれからも目指していきます。
さっぽろワイン株式会社
札幌市手稲区出身
創業者 三浦 裕一
札幌市厚別区出身
醸造責任者 南 康太
Winery
ワイナリー
札幌市手稲区新発寒の、住宅街にある「街中ワイナリー」です。
ぶどう農場からも30分以内にアクセスでき、迅速な仕込が出来る立地です。
醸造所には直売ショップも併設しており、ワインの販売や一部試飲も行っています。醸造設備などの見学は年に数回、不定期開催となります。決して広い醸造所ではないですが、地元のぶどうからできたワインの味わいを、地元の方々にぜひ楽しんでいただきたいです。
また、地域で活躍する飲食店さんや地元の食を発信する生産者さんとの繋がりを大切に、ワインの文化を広げていきたいとも考えています。
Vineyard
ぶどう畑
北海道の札幌市と石狩市に合計4か所、総面積10ha(札幌ドーム約2つ分)ちかくの自社畑があります。
どの畑も日本海側の石狩湾にほど近く、海風が影響するエリアです。そのため海風がブドウの垣根に強く吹き込み、病気の原因となる湿気の滞留や害虫の発生が少ないです。
土壌は、ぶどうの根張りに優れた水はけのよい砂質土に、千歳市共和地区の火山礫と椎茸の使用済み菌床を潤沢に漉き込んだ保水力も兼ね備えた土壌になっています。
ぶどう畑専任のスタッフが中心となり、“量より質”を重視した、手間を惜しまない高品質な原料を作っています。
八幡農場(石狩市)
手稲前田農場(札幌市)
樽川農場(石狩市)
新琴似農場(札幌市)
※一般公開はしておりませんが、見学希望者には一部ご案内も可能です。
害獣除けの電気柵や有刺鉄線などもあり大変危険ですので、許可なく立ち入ることを禁止しております。
Grape varieties
ぶどう品種
ピノ・ノワール、シャルドネ、ソービニオンブラン、ピノ・グリといった欧州系品種を中心に、ヤマ・ソービニオン、アルモノワール、コリーヌヴェルドといった品種、接ぎ木用の台木品種なども育てています。
もちろん、北海道では定番でもあるケルナー、ミュラートゥルガウ、リースリングといった東欧品種もあり、自社畑100%を活かした多種多様の品種を育てております。
砂質土壌の影響もあり、繊細なぶどうの味わいが特徴です。
Other
その他
また、ブドウの隣には、春はアスパラガス、夏には野菜やブルーベリー、秋にはアロニアなどの四季を感じられる様々な作物を育てています。
また、これらの作物は販売も行っております。
アロニア、ブルーベリーは冷凍販売や加工して取り扱っております。特に冷凍アロニアは、産地直送通販「ポケットマルシェ」でもご購入いただける人気商品です。
さらに春限定のアスパラガスは、新鮮でお買い求めやすい価格で販売しており、数時間で完売することも少なくありません。
石狩平野の雄大な自然の恵みを感じながら、ぜひ作物もお楽しみください。